よし、念願のDNF、やったど〜!

・・・・

あ、いや、悔しいよ、そりゃ。
信じてたメインライト、Exposure Refrex さえ水没しなければ、もしかしたら・・・
いやぁ、惜しいし悔しいよ・・・・。

嘘おっしゃいっ!

おわっ、わわわ!

ねえ、優子。
最近覚えたその大声あげるのやめてくれないかな。し、心拍がAT値を超えちゃう。
しかもフォントも思いっきりデカくなってきてるし。

見栄はると、みっともないよ〜。
頼むから本当のこと言ってね。

はい、本当はDNFを決めてから、ライトが逝かれました。
それでは、まあ、簡単にレポートを。

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ついに初めての400km挑戦!
なのに夕方から雨か雪の予報。
守り神の「無事カエル様」も防水養生。

えっ?雪?
そうなんです、ついに雪のマークが予報に現れました。
神根運動公園に集まった皆様は一様に暗い顔してヒソヒソ話。
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それにしても、いつもよりやたら少なくない?
こんな少数精鋭軍団に自分が混ざって良いのか。
場違い感いっぱいのまま、スタート。

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ひだり〜にみえ〜る 醤油こぅじょぉぉ♬

だから歌、古すぎてみんな分からないって。 

去年のアタック日光ではここでGPSが死んで、おまけにパンク祭りが始まったんだよな。
と思ったら新兵器のポラールの乳バンドが外れてしまう。

みなさん、あれって外れたことあります?
極寒のナイトランを予想して重ね着している状態であれ着け直すの大変じゃないですか?
人目があるからここじゃフルヌードになるわけにもいかず、おまけにビブタイツだからもんぐらふんぐら体をひねりながら、なんと20分もかかってしまった。

当然8時スタートのびりっけつ。
でも今回は新兵器ポラールを見ながら心拍135しばりで400km完走しちゃおう作戦なので、望むところだ。勝負は深夜氷雨が降ってきてからにあると経験もないくせにほざきながら進む関東路。

70kmぐらいのところで9時スタートの精鋭たちに抜かれる。
自分ここまで20km平均できてるから、え〜と平均30km以上か?
でも皆さん軽装っぽかったけど、この先大丈夫なんだろうか?
まあ、発生熱量も半端じゃないだろうから、少々のみぞれなんか溶かしてしまうのかもしれない。

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そのうちに一人のお姫様をお守りする埼玉騎士スタッフ軍団と合流。
自分の脚だと今回はいらっしゃらなかったけれど亀太郎さん達とかお姫様ご一行と一緒になることが多い。

自分、お姫様と同じ脚ということか。
なんとなく情けない話じゃないか。

そういえば噂によると、亀太郎姫は、興津400と会津600にも出るそうな。
どうかよろすくぅ。

PC1までの100kmは追い風基調もあって順調。
なんか、向かい風じゃないと、物足りな〜い♬

こら、おっさんのくせして文章に♬をつけるな!

へいへい。
PC1を出ると日光への上りが始まるが、降ってきちゃいましたよ雨。
予報では21時頃となっていたがどんどん早まっているらしい。

雨具を着けるかどうかの判断が難しかったが、昨年の東北1700kmで1コースだけ出走した、豪雨のアタック阿仁でベテランの方々を見てて覚えたブルベの掟

「迷ったら着ける」

を実践してレインジャケットを着こむ。

この判断は正解過ぎて、日光からPC2までの下りでは豪雨に変わってしまう。
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ここで写真は終わり。
PC2では結構冷えてきて、PC3までの下り・豪雨を考えると雨対策・防寒対策をレベル4まであげて装備する。
といってもなんのことはない、つま先にホッカイロを貼りつけ靴ごとビニールで包みシューズカバー。
シールスキンの手袋にインナーグローブ。おまけにその上から100均ビニール手袋を被せる。

まだ体に着けるホッカイロ2枚と手袋の中に入れるホッカイロは未使用。
それにパールイズミのインナーは、まだ最終兵器として温存している。
これは全面防風でやたら暖かい。
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これと冬用ジャージだけで正月、マイナス4度の宮城県を走ったものさ。

さてPC3までの下りはやはり雨脚が強くなり日の落ちとともに対向車のヘッドライトが眩しく相当注意深い走行を余儀なくされた。
自分のような眼鏡オジサンはこう状態に弱いのだが、これもパールイズミの透明のツバがあるレインキャップのお陰で快適である。

これのコツは、透明プラの内側に曇り止め、外側に撥水スプレーをかけると良いようだ。
これも去年のアタック阿仁でせっかくの透明ツバが曇りまくった経験が生きている。
またこの透明プラ部分は巨大すぎてもてあましてしまうので半分ぐらいに切ってみたら大変調子が良い。

ということで走行状態は悪化してきたが、寒くもなく視界も確保したまま、200km地点のPC3に滑りこんだ。

PC3到着は19時くらい。途中ミスコースで失った30分と乳バンド騒動の20分が痛いが、この時点で貯金は2時間。
心拍135縛りのお陰で、今までのブルベでは考えられないほど脚は残っている。
また防寒対策もあと2段階ぐらい残っている。

雪さえ降らなければ、勝機ありの状態だった。
確かに状況はそうだったはずなのだが・・・

どうしてもこれから徹夜で走るモチベーションが得られなかった。
これから予想される雨やみぞれの状態では、最悪、低体温症も予想される状況だ。
それに交通事故、豪雨の深夜の峠の下り、それらのリスクに耐えられる自信が無かった。

リスクコントロールが出来た冷静さを誇るべきなのか、リスクに後すざりした心の弱さを嘆くべきなのか、それは4日たった今でも判断がつかないが、とにかくDNFを決断した。

ここからならば西那須野駅まで5kmぐらいか。今日中に東浦和まで戻れる。
そう思ってなんとなく泥棒のようにコソコソとPC3から左に曲がったのだが、なんとそれは西那須野駅と反対の方向だった。

しばらく走ったのだが、店も民家も無くなり暗闇の中に取り残されて初めてミスしたことを知る。
うなだれてまたPC3まで戻ったのだが、真っ直ぐ行けばDNF西那須野駅コース。左に曲がればコース復帰、極寒豪雨徹夜の旅がまた始まる。

ここでまた迷いが生じる。
まだやれるのに、止めてしまったことに苦しめられていたので、また挑戦したくなったのだ。

まさにその時、メインライトのExposure Refrex の液晶表示の数字が乱れ始め、ふっと消えてしまった。
On-offを繰り返すとまた復活するが1分も持たずにまた消えてしまう。
Exposureが駄目だとすると、Cateye 540RC1本だけであと200km走らなければならない。

これはまったく考える余地のない立派で正当なDNFである。
高額なライトが駄目になったショックより、晴れて苦行から開放された安堵の方が優っていた。
今日はじめて30km/h 以上を出して西那須野駅に向い、駅からスタッフの方に電話してDNFを告げた。

自分は無神論者であるから、このことにむりやり意味を持たせるようなことはしない。
無事カエルお守りをつけて走るのと、自分は神に守られているなどと信じることは、まったく別次元だからだ。

人生はどんなに辛くても、自分自身で切り開いていかなくてはならないのだよ、若者達よ。

若者たちも、DNFしたヘタレおっさんに言われたくないって。

なんだ優子、聞いていたのか。珍しいこともあったもんだ。

まぁ、なんて言っていいのかよくわかんないけど、次頑張んなさい。

うん、そうだね、次だよね、次の興津400kmに向けて気持ちを切り替えるか。
だけど、一言いわせてもらうと

おい、大英帝国よ、お前の国は霧と雨しか降らないような所なのだから、ちょっと濡れたくらいですぐだめになるような馬鹿高いライト売りつけるなっ、ごらぁ!!

Exposure - Reflex Mk1 フロントライト 

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明るさのモードはたくさんあって、最大2200ルーメン2時間、最小122ルーメン36時間
重量200gほど。軽くて明るくて長持ち。
残り時間をかなり正確に表示する。
また残り時間を設定すると、上りでは暗く、下りでは明るくなど自動で可変してくれるモードもあるが使っていない。

今回は裏面の充電コネクタの部分から浸水した。
一応裏面はクリナップとビニールテープで養生したが、それがむしろ結露を呼び込んだのか?

高額な商品なので、帰ってきてから落ち込んでいたが、乾かしたら、何事もなかったように復活してる。

これからどうやって使っていこうか?

イギリスの通販であり得ない程のディスカウントで買ったからじゃないのぉ?

むぐぅう・・・