久し振りねぇ。


あっ、うん、そうかな。


もうこのブログは閉鎖かと思ってたよ。

朝、PIPIさんに叱られたんだって?更新しなさいって。


えっ?う、うん。


どうして私の言うことは聞かなくて、PIPIさんだと従うの?


だって、あの方は美味しいものをたくさん知っているし、美人と友達だし、人生の楽しみ方を知っている凄い人なんだぞ。


へ~、そうなんだ?

まあ、いいわ。今までの空白期間をどうやって報告するの?


どうしよう。どうしたらいい?


知らないわよっ!ぜ~んぶ自分のせいでしょ!


冷たいなぁ、え~と、何からいけばいいんだ?

忘れちゃったよ。


511の興津400のヘタレDNFから行けば?


ああ、そうだね、興津から簡単に書くか。

あれは、ちょうど今日のような雨が降り続く日だったんだ。

写真












 


大雨の朝、憂鬱な気持ちで駿河健康ランドの体育館でブリーフィング。

うっそオオオオというくらい人が少ない。

DNSが54人、出走30人らしい。

こんな日に400kmも走ろうってんだから、見るからにベテランのオーラが漂う凄そうな人達ばっかり。

知り合いのYO-TAさんが清水のホテルから自走で、もうびしょ濡れになって駆け込んできてご挨拶。

知り合いに会えて、ちょっと気持ちがホットする。


さあ、行こうという時にトイレに行きたくなって出遅れ、最後尾スタート。

轟音をあげて雨が降り注ぐ。


冨士川から上りに入った頃、チェーンを落としてしまい、一苦労して直す。

せっかく何人か抜いたのにまた最後尾。


PC1が80kmほど先と遠いので、40kmぐらいのコンビニで自主休憩したら、ブルベーだらけで皆考えることは同じらしい。


ちょうどYO-TAさんが出る所で、もうお会いできるのはここが最後ですねと挨拶したら、それが本当になってしまった。


PC1には1時間の貯金で到着。これは予定どおり。

とにかく蒸すので心拍を130縛りで汗をかかない作戦実行中。


またトイレに行きたくなってしまった。

冷えたのと昨晩焼肉を大量に食べ過ぎたか。


そしてここで致命的なミスを犯す。

PC1を出て、8kmほど過ぎて気がついた。

「トイレにブルベカードを忘れてきた」


戻るしかないよね?


戻りました、PC1に。

ありました、トイレにブルベカードホルダーごと。

そしたらついでにもう一回トイレですっきり。


再びPCを出た時には貯金は0。

もちろん再び最後尾。
全速力で戻ったので、インナーまで汗でびっしょり。
せっかくの心拍縛りも元の木阿弥、貯金も元の木阿弥。 


一人で大雨の中、甲州街道を信州へ向けて登るも、モチベ下がりっぱなし。

大型車がしぶきを上げてすぐ横を通り過ぎる。

延々と続くいやらしい上り。

イーブンペースを維持するのが精一杯。

アイウェアに雨がかかって前方の視界が悪くなる一方。


夕方には晴れるという予報もあったが前方の信州の方向は黒い雲に覆われ、これからず~と雨の覚悟を余儀なくされる。

時間に余裕がないまま、濡れて深夜冷えてきたらどうしよう。

調べておいたコインランドリーでの乾燥やすき家での食事など、すべての計画が狂ってしまった。

真冬の房総300や季節外れの寒波に襲われた先日の埼玉400の恐怖が蘇る。


誰かが言っていたなぁ、DNFするなら小淵沢だって。

それなら今日中に戻れる。

ああ、小淵沢の標識が・・・


その時、大型トレーラーがあげた水しぶきが全身にシャワー状にかかって全てが濡れネズミになってしまった。

頭の中でプツンと何かが切れる音が実際に聞こえた。


や~めた!


迷うことなくUターン。雨に濡れるのも構わず携帯を出してDNFの連絡。

「DNFの理由は何ですか?」と聞かれ、口ごもったが、「機材トラブルですっ!」と嘘をついて。


なんだか分からないが興奮状態に陥り、猛然と甲州街道を韮崎まで下り、中央線・山形新幹線と乗り継いで帰ってきてしまった。


家に戻ったのはいいけど、なにしろ100kmしか走ってないので、体は全然疲れてない。

頭の中はDNFが妥当だったのかどうかの自問でグルグル。

一睡も出来ずに朝を迎えた。


自分と同じ最後尾グループだった人のツイッターで、雨は深夜にあがり朝焼けに染まる南アルプスの神秘的な写真を見て胸が締め付けられるような後悔に襲われる。


もし続けていれば、自分も見れる光景だったのに。


ふ~ん、じゃ今じゃDNFを後悔しているんだ?


そうとも言い切れないんだよね。

あのまま続けていれば、当然時間がないから下りとか無理するだろうし、リスクはそうとうあったし。

どこまでこのブルベという遊びにリスクをかけるかは、判断が難しいところだよね。


そんなこと言って、その後ノーリスクのはずの地元の練習走行で落車して手首折ったくせに?


うう、優子、それは言わないでくれ。